いとこを異性として見るということ|好きになるのは悪いのか

正直に言います。
僕自身、20代の頃、いとこに対して「女の子」として
意識してしまった瞬間がありました。
子どもの頃は一緒に遊ぶ“家族の一部”。
でも、大人になって久しぶりに会った時――
髪型も、仕草も、声のトーンも、まるで別人のように女性らしくて、
心臓が一瞬止まるような感覚になったんです。
- 「これは普通なのか?」
- 「俺だけがおかしいのか?」
心の中で混乱しながら、何事もなかったように振る舞いました。
その日から、彼女に会うたびにどこかぎこちなくなった自分がいました。
恋愛感情が芽生える心理的な背景
心理学的には「近親者でも異性として認識する」ことは
珍しくありません。
理由は大きく3つあります。
成長や変化に驚く効果
久しぶりに会った相手に「こんなに変わったんだ」とギャップを感じる。
距離の近さによる親密感
昔からの信頼関係があるため、初対面よりも安心感を持ちやすい。
社会的タブーが“意識”を逆に強調する
「好きになってはいけない」と思えば思うほど、かえって意識してしまう。
つまり、あなたがもし「いとこを異性として見てしまった」と感じても、
それは異常ではなく、心理的にはよくある現象なんです。
境界線をどう引くか
ここで一番大事なのは「境界線」です。
気持ちを抱くことは自然。
でも、その気持ちに流されるかどうかは“選択”できる。
境界線を越えた恋愛は、本人同士だけでなく、
家族関係や周囲との関係性にも大きな影響を及ぼします。
恋は止められなくても、行動は選べます。
「線を引くこと=拒絶」ではなく、
「自分や相手を守るための選択」なんです。
「私が悪いのかな」と思う必要はない
実際、僕はその気持ちを誰にも言えずに
「自分がおかしいんだ」とずっと悩んでいました。
でも今ならはっきり言えます。
「感情が芽生えること」自体は悪いことじゃない。
問題は、それをどう扱うか。
相手に押し付けるのではなく、自分の心と向き合い、境界を守る。
その誠実さが、結局は自分を救ってくれます。
あなたへの問いかけ
ここで、少し立ち止まって考えてみてください。
あなたは「いとこを異性として見た」経験がありますか?
それを「恥ずかしい」と感じますか?
「自然なこと」と思いますか?
もしその気持ちが強まったら、どうしますか?
👉 ノートやスマホに、答えを一度書き出してみてください。
考える時間が、感情の整理に必ずつながります。
最後に:安心できる恋愛を選ぶために
いとこに恋心を抱くことは、決して特別ではありません。
でも大切なのは――
その気持ちをどう扱い、どんな未来を選ぶか。
僕が今強く思うのは、
「自分の声を殺さず、安心できる恋愛を選ぶ」ことです。
そして、その安心の中でなら、本物の愛は必ず育ちます。
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